<らくらく化学実験_リビングケミストリー>
<卵を使って1_卵の殻を酢で溶かす>
「学習目的」 卵の成分と酸の反応  反応の前後における量的な関係を把握する
「学習項目」 酸塩基反応 中和反応 気体の体積と物質量 塩基性酸化物 浸透圧
「実験の準備物」
 
「実験の手順」
1.卵を洗浄する。
2.大きめの空きビンに卵と食酢300m?を入れて軽くラップする。
3.全体の質量を量る。   m=(    )g
4.時々観察し、一昼夜放置する。
 変化の様子:(                            )
5.全体の質量を再び量る。 m=(    )g
 反応の前後での質量の変化 m−m=(         )g
6.卵を卵を取り出して軽く洗浄する。
(1)卵の表面の様子:(                        )
(2)卵を水道水の入ったコップに入れる。 
 変化の様子:(                    )
(3)卵を10%食塩水の入ったコップに入れる。 
 変化の様子:(                    )
 
「注  意」
1.市販の卵でも雑菌が付着していることがあるので一応洗浄しておく。
2.卵殻の質量変化は10g未満なので、家庭のアナログ計では正確に出ない。殻の厚い強化卵や複数個でトライするとわかりやすくはなるが、考え方のプロセスが重要なのであまり気にしなくてよい。
3.一昼夜放置しただけの卵であれば中身は腐敗することはないが、食する場合はは焼くかゆでるかするのが安全。
 
「確認演習」
1.卵の主成分は炭酸カルシウムであり、食酢は酢酸である。
(1)各物質の化学式、酸塩基の価数を答えなさい。
a.炭酸カルシウム:(      )   (    )価の塩基
b.酢     酸:(       )  (    )価の酸
(2)特に炭酸カルシウムは塩基性酸化物と呼ばれる。塩基性酸化物の定義と炭酸カルシウム以外の物質例を2つあげなさい。
定義:(                         )
物質例(            )(            )
(3)反応を化学反応式で表しなさい。
 
 
(4)変化の様子から発生した気体は何であると考えられるか?
物質名(          )   分子量(           )
(5)反応の前後での質量の変化がすべてその気体の発生によるものとして次の各物質量(mol)を計算しなさい。
a.発生した気体(        )のモル数
(                            ) 
b.反応した炭酸カルシウムのモル数
(                            )
(6)酢酸の代わりに塩酸を用いたとして考えなさい。
a.反応の速さはどうなるか?(                 )
b.その違いは何によるものか?                )
2.できた殻なし卵(スキンエッグ)について、水道水と10%食塩水に入れた場合の変化の違いは何によるものか?それぞれの場合について図を描き、語群の言葉を使って説明を加えなさい。
 <語群:半透膜、イオン、大きな成分、水、浸透圧>

                                                           班 氏名             
web確認テスト> web上で確認演習+採点ができます
<解説編>
1.卵殻全体をに溶かし去るには、食酢は300ml以上必要になります。
2.もともと危険性のない実験ではありますが、市販のパック製品に、サルモネラ菌がついていた例が報告されています。よく洗ってから使いましょう。
3.先に中身を取り出してスキンエッグのみ作りたい場合(画像右)は、あらかじめセロテープを貼ってから、キリや針でチャレンジしてみて下さい。スキンエッグは、湿っているうちは、やわらかく握りつぶすことができますが、乾いたら扱いに注意。箱などに保管します
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編集:山田暢司