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<らくらく化学実験>

    異様な硫黄

「実験テーマ」
硫黄の同素体を観察する

「実験概要」
斜方硫黄粉末を加熱する過程で、針状、ゴム状の各同素体が現れる。
硫黄は、火山地帯に単体として産出し、古くから知られている物質。

「学習項目」
@同素体 A単体 B結経構造


「画 像」
左:ろ紙上の針状結晶
右:やや強熱後、一気に水に注ぎ込むとタール状になる。



「準 備」

「操作手順」

WEB非公開

「注 意」
1.喚起を十分行う。
2.使用後の硫黄は回収して再利用するのが望ましい。
3.火傷に注意

「実験のポイント」
 加熱にバーナーを用いれば、ほぼ間違いなく材料の硫黄の一部が燃焼して、有害な二酸化硫黄 SO2 が生じる。喚起を十分に行うのは当然だが、気管の弱い人もいるので、できるだけ行いたくはない実験ではある。しかし、化学の学習のはじめの方で「同素体」「結晶構造」のところに関連する実験としては、どうにも避けて通れない実験でもある。可能な限り、安全に行いたい。
 粉末の斜方硫黄は、振り混ぜながらゆっくりと加熱することである。急加熱すると、一気に褐色化してしまうし、きれいな針状結晶が得られない。ゴム状硫黄は、加熱の途中で相転移による凝固がいったん起こることに注目したい。きれいな透明な紅茶色となって固化するはずである。
 再加熱により、融解するが、受けのビーかに注ぐ際は、蛇がとぐろを巻くように注ぐと、取り出したときに特長を観察しやすい。
 実験後、不要のゴム状硫黄をそのまま長期間保管しておくと、次第に斜方硫黄に戻っていく様子も観察できる。化学変化で別の物質に変化したのではないということも指導できる。

「演 習」

1.同素体とは何か、簡単に説明しなさい。

2.硫黄の同素体名と融点を調べなさい。

3.硫黄原子の電子配置を描きなさい。

4.同素体の例をほかに3例あげなさい。