○脳味噌の働き17歳ピーク説:!17歳の脳に期待できるのはこの冬が最後、今すぐ生活を見直せ!
 

 激動の平成23年もいよいよ年の瀬である。学校というローカルな世界、さらにローカル男クラ世界でも色々あったが、2学期も終了となる。いわゆる冬休み前に、やっぱりこの話題に触れないわけにはいかない。あれほど気合いを入れたつもりの、修学旅行直後の×××到達度テスト・△△テストの結果が、思ったよりも伸びていない者が多い。学習の軽視ではないか?無理に5教科にチャレンジさせたのだからというのは言い訳に過ぎない。17歳の脳味噌は柔軟である。コンピュータに例えるならCPUの速度が人生最大となるのがこの17歳であり、神経系のスポーツや楽器演奏技術、言語読解力、空間把握力、芸術的な感性などが、この時期までにほぼ完成すると言われている。学力も、今なら最小限の努力で効率よく理解できるし、劇的な改善も夢ではない。
 しかし、この時期を逃すと、同じ成果を挙げるため、大変な努力が必要となる。今後、年齢とともに学習効率はどんどん低下し続け、二度と向上することはないのである。これは熱化学の法則
(エントロピーとか)のようなもので、自然の摂理とも言える。仕方がないことなのである。昔の人が「鉄は熱いうちに打て」とは良く言ったものだ。冷えて固まってしまううちに鍛え上げよという至極当然の戒めである。ましてやこの時期に、過度の娯楽(麻雀も含む)や喫煙、その他の反社会的行動に走るなんぞ、脳科学の観点からも全く人生の無駄使いとしか言いようがないのである。
 高校
2年の担任の大きな仕事、使命は、この柔軟なる17歳の40個の脳味噌をいかに覚醒させ、いかに活動電位を高めるかにあるのである。しかし、残念無念としか言いようがないが、その仕事もほとんど終えかけている。この作業は、17歳の今冬が最後であり、来年はもう同じレベルで頑張らせることは叶わないのである・・・。今回は、以下のことを提案する。繰り返すが、こういう提案は17歳のこの冬が最後であり、来年はないもの思いたまえ、念のため。

(1)朝型生活の定着:受験で力を発揮する共通黄金律は朝型である。早起きして、必ず特定の学習に取組む習慣をつけよ。思考を要する学習を避け、最近の総復習、英文の基本構文・数学の基本例題の単答問題などに取組むと良い。特に冬場の習慣は、来年の本番に向けた強い武器。この冬を逃したら訓練の機会はないものと思え。

(2)具体的に何をするか、対象を図表にまとめよ。:1年生より所有の学校の教科書、サブテキスト、問題集、模試問題と解説集を科目別に列挙し、自学自習(解答解説が充実しているもの)が可能なものを選び出す。 → 作成した学習計画表に反映する

(3)復習を確実に実施する:学習教材の解答を、最低×回以上完答するまでチェックを入れるというルールを決める。特に1年次の学習内容がどれだけ定着しているか?安易に新しい参考書、問題集の追加をせず、それまで、今までやってきたことの復習を徹底し、新しい問題集の選書には慎重にする。

(4)「通学中」「ゆとり」「息抜き」などの甘い言葉に逃げない:きつい学習計画は息が詰まって、かえってやる気を失ってしまうと信じて疑わぬ者がいる。逆である。そんなことは限界まで自分を追い詰めて、悟りを開いてから言ってくれ。家庭での学習時間がいまだ0に近い生徒もいるではないか!何を都合良く考えているのだ、あん?きつきつに追い込んで学習に挑む方が、充実感があるものだ。当然、成果がついてくるから、達成感のおまけが付いてきて、良い習慣ができあがるのである。

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